令和元年度 八街市教育講演会

令和元年 8月21日(水)13:30~16:30

 

八街市中央公民館 大会議室

 

参加者

小・中学校教職員  約300名

市立幼稚園教職員  約  10名

教育委員        4名

教育委員会事務局職員約 8名

総計        約330名


開会行事

事業報告・実践発表

八街市教育センター

八街第一幼稚園

八街中学校区

事務研究部


施策説明

教育創生「MOTE」について

講演

講 師

淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科

教授 千葉 浩彦 氏

演 題

「子どもの心理アセスメントと、回避しない姿勢の支え方」


参加者の声

≪事業報告・実践発表≫

 

 センター事業やそれぞれの発表を聞いて、「環境を整備すること」と「整備した環境を有効活用すること」の重要性が共通しているということを見出すことができました。小さなことから少しずつ整えて、子ども達が学びやすく、自分たちの働きやすい環境の中で学びを進めていきたいです。

 

 幼稚園の方の、実態に基づいた研究実践を聞いて、幼稚園の先生方の努力が小学校へと確実につながって連携していけるように受け止めることが大切だと痛感しました。

 

 幼稚園の実践を聞く機会はなかなかないのでとてもよかったです。このように段階を踏み、経験を重ねて小学校に入学してくるのだということをあたらめて感じました。幼稚園など、入学前の体験や先生が行っていた手立て等を参考にさせてもらいながら小学校での指導に生かしていきたいと思います。

 

 八街中学校区の発表を聞いて「一人も一人にしない」というキーワードがとても印象に残りました。2学期から自分達も意識したいと思いました。

 

  事務研究部の発表は、日頃とてもお世話になっているのに、なかなかその仕事内容を正確に理解していなかったことを改めて感じました。直接児童とかかわっていることだけが教育ではなく、子ども達の未来を支えるそれぞれの方々がいることを再認識し、感謝します。 

 

 事務研究部の発表は、具体的でとても分かりやすかったです。インク・紙だけでなく、大切に備品を使っていきたいです。

  

≪施策説明≫

 

 教育創生MOTEの話は、今年度から八街市に来たので名前程度しかまだ知りませんでした。今回詳しく話を聞き、新しい社会に向かって色々挑戦していきたいと思います。

 

≪講演≫ 

 

  自分の経験からも、認めてくれる存在の方からの話は自分の行動を変えるほど大きいものです。千葉先生の話を伺い、まずは子どもの心に寄り添える教員となるべく、我々自身が変わっていくことが大切だと感じました。

 

 千葉先生の話に出てきた「聞き返し」は、今まで私自身あまりできていなかったことなので、とても勉強になりました。

 

 子どもの心理アセスメントの「5本指モデル」についての話がとても心に残りました。知識としてはよく分かっているのですが、実際に対応すると難しいと感じることが多いです。事例を挙げてわかりやすく説明していただいたことで、子ども達との接し方について参考になりました。

 

 あせりや使命感が強くなるほど、不登校を減らしたいという想いが強くなり、「聞き返し」たり、その子の強みや力をしっかりと見極めたりするのはできなくなっているかもしれないなと気付かされました。そういう場面こそ、こちらは冷静に、子どもと向き合えるようにしたいと思います。

 

 千葉先生の「一つの原因には必ず他の事も関連している」という話を聞き、一人一人ときちんと向き合い、考え、支えられる教員でありたいと思いました。