10月7日(木)午後 平成19年度卒業生であり、東京オリンピックに空手で出場された植草歩選手が来校され、在校生にメッセージを送ってくださいました。
当日は、八街市より、「八街市スポーツ特別賞」を受賞され、北村新司八街市長との面会後、母校である実住小を訪問され、その後、本校にもお立ち寄りいただきました。大変ハードなスケジュールでしたが、常に笑顔でおられ、優しさと強さのオーラを感じました。
生徒たちには『オリンピックから学んだこと~後輩たちへのメッセージ~』と題して、講演をいただきました。お話の中では、『目標』を持つことの大切さについて語られました。目標を自らの口で唱えることや「なりたい」ではなく「なる」と口に出すことなど、ご自身がオリンピックに向けて実践されていたことについて教えていただきました。また、うまくいかなかったことなども率直にお話しいただき、とてもためになり親近感の湧くお話で、皆その内容やお話しぶりに魅了されていました。
リモートでの講演を終え、職員玄関前で全校生徒によるセレモニーが行われました。生徒たちは、はじめはオリンピック選手を目の前にし、緊張した面持ちでしたが、生徒会執行部の片山さんの司会のもと、作佐部さんが歓迎の言葉を述べ、松本さんが吹奏楽部のファンファーレに合わせて花束を贈呈する頃には、雰囲気も最高潮となっていきました。植草先輩からも「こんなにしていただけるとは思ってもみなかった」とお言葉を頂戴し、大変喜んでいただきました。写真撮影・花道でのお見送りとあっという間でした。
オリンピアンである先輩を目の当たりにでき、生徒たちは本当にうれしそうでした。植草先輩との出会いは生徒たちにとって、きっと大きな希望、光になったことと思います。